はじめに|「異変=即被害」とは限りません
WordPressサイトを見ていて、
ふとこんな違和感を覚えたことはありませんか?
- 表示が少しおかしい
- 以前と挙動が違う
- 管理画面の反応が重い
- 見覚えのない表示が出る
このとき、多くの方が最初に思うのは、
「改ざんされたのでは?」
「不正アクセスかもしれない…」
その不安は自然ですが、
異変を感じた=即セキュリティ事故
とは限りません。
この記事では、
焦って判断を誤らないために
まず確認すべき初期チェックを整理します。

放置サイトは、この異変にも気づきにくいので、更新がなくても定期的な確認を!
まず大切な考え方|「断定」より「切り分け」
異変に気づいたときに一番やってはいけないのは、
- すぐに原因を決めつけること
- 分からないまま触り続けること
大切なのは、
「これは何が起きている可能性があるか」
を一つずつ切り分けること
です。
初期チェック①|最近、何か作業をしていませんか?
まず最初に思い出してほしいのが、
直近の作業履歴 です。
- WordPress本体の更新
- プラグイン・テーマの更新
- PHPバージョン変更
- 設定の変更
これらの直後に起きた異変であれば、
改ざんではなく設定・互換性の問題
である可能性が高いです。
「何もしていないのに起きたかどうか」
が、最初の分かれ道です。
初期チェック②|異変は「一部」か「全体」か
次に確認したいのは、
影響範囲です。
- 特定のページだけおかしい
- 投稿編集画面だけ不調
- 管理画面も含めて全体がおかしい
一部だけであれば、
- 表示設定
- キャッシュ
- プラグインの影響
などが疑われます。
全体に及ぶ場合は、
もう少し慎重に見ていく必要があります。
初期チェック③|管理画面に入れますか?
管理画面に入れるかどうかは、
重要な判断材料です。
- 問題なくログインできる
- 管理者権限も維持されている
この状態であれば、
深刻な侵入の可能性は低めです。
逆に、
- ログインできない
- 権限が変わっている
- 見覚えのないユーザーがいる
場合は、
第三者操作の可能性を考えます。
初期チェック④|見覚えのない表示・挙動はありますか?
次のような変化はありませんか?
- ロゴや文言が変わっている
- 英語の警告ページが出る
- 外部サイトへリダイレクトされる
- 意図しない広告が表示される
これらが確認できた場合、
改ざん・マルウェア感染の可能性
が高まります。
この段階で無理に操作を続けるのはおすすめしません。
初期チェック⑤|サーバーやメールから警告は来ていませんか?
サーバー会社やWordPress関連から、
- 負荷警告
- 不審アクセス通知
- 容量急増の連絡
が来ていないかも確認してください。
自分では気づけない異変を、
外部が先に検知しているケースもあります。
やってはいけないNG行動(重要)
異変に気づいたとき、
焦って次の行動を取る方が少なくありません。
- 原因不明のまま更新を繰り返す
- プラグインを片っ端から削除する
- バックアップなしで復元する
- ネットの情報をそのまま試す
これらは、
証拠を消したり、被害を広げる原因
になることがあります。
ここからは相談してください|判断ライン
次のいずれかに当てはまる場合は、
一度立ち止まって第三者に状況を見せる判断が安全です。
- 原因が切り分けられない
- 何もしていないのに異変が起きた
- 管理者権限が不明・変更されている
- クライアント・取引先のサイトである
「自分で直せるかどうか」を判断すること自体が、
この段階では一番大切な対応です。
まとめ|異変に気づけた時点で、一歩リードしています
WordPressのセキュリティ事故は、
気づくのが遅れたことで
被害が大きくなる
ケースがほとんどです。
異変に気づいた時点で、
すでに一歩リードしています。
大切なのは、
- 焦らない
- 触りすぎない
- 正しく判断する
そのための「初期チェック」として、
この記事を役立ててもらえればと思います。
ご相談について
当サイトでは、
- 状況の切り分け相談のみ対応可
- 対応できない場合は正直にお伝え
- 無理な契約提案は行いません
「これは自分で対応できるのか?」
判断に迷った場合の材料として、
必要であればご相談ください。
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